終盤
終盤はスピードが大事。大駒を損してでも詰ませにいく必要も出てくる。
詰みの形を想定しつつ 寄せ → 詰めろ・必至 から詰ませにいく。
詰めろ
- 詰めろとは次に詰む状態のこと。ちゃんと受ければ詰まない。
- 詰めろから詰みに持っていく
- ただ王手をするだけじゃダメで打ち取るため準備をしてから王手をかける
- 詰めろは相手が回避できるので「詰めろ+駒得」になるよう指せば有利
必至
- 逃げられない・受けられない詰めろのことを必至と言う
- 必至のかけ方
- 数でまさる
- 2つ以上の詰み筋を同時に発生させる
- 受ける場所をなくす
- 必至をかけても1手分の猶予で逆転されることもあるので気を抜かない
寄せ
- 詰み、詰めろ、必至にたどり着くため玉に迫る攻めのことを寄せと言う。
- 詰みや必至を生むための下準備
- 寄せのコツ
- 玉を狭い方へ追い込む
- 終盤は駒の損得よりスピード
- 守備駒(大抵は金銀3枚)を狙う
- 派手な寄せじゃなく地味な攻め手(俗手)で寄せる
受け
- 詰めろにちゃんと気づいて受けたり、寄せに対して不利にならないような受けを考えて指さなければならない
- 優位な状況でも慎重に考えることが大事
- 相手の狙いに気づいて下手な手を指さないよう気をつける
- 歩を叩いてふんどしの桂とかよくあるので初心者のうちは特に気をつける
- 数で勝った受けができそうになければ玉を早めに逃がす
- 逃げ道を早めに考えておく
終盤力
- 初心者のうちは定跡なんて覚えてなくても終盤力を磨くだけで勝てる
- 終盤は1手のミスが序盤以上に命取りになるので慎重に指す
- 作者: 羽生善治
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