日本のゲームセンターの歴史やゲームセンターに関わる人々の想いなどを一本のフィルムに収めた「100 Yen: The Japanese Arcade Experience」がようやく完成して公開出来る状態になったとのことで早速観た。
100 Yen: The Japanese Arcade Experience | Insert coin. Blow your mind.
製作資金の公募
この作品は製作資金を公募して賛同する有志の寄付によって製作された。寄付って表現は妥当じゃないかもしれないけど良い言い方が思いつかないので寄付という言葉を使う。
100 Yen: The Japanese Arcade Experience | Indiegogo
最近ではこういうインディーズ的な物の製作資金をユーザーから集めるというやり方が流行ってるように思う。わりと最近のことだとスカルガールズのDLCとかもそう。作りたいけどお金が足りない、じゃあ欲しいと思うユーザーが寄付してその額が希望まで達したら需要があるということだし作れるようになるしいわゆるwin-win。
で、この作品はそういったやり方を採用してて自分もトレーラーを観て完成したのを観たいと思ったので寄付をした。
寄付をした額に応じて特典みたいなのがあって、完成したらすぐデジタル版をダウンロードして観れるとかクレジットに名前が載るとかDVD代もその中に含まれててあとから家に届くとか。
DVDはまだ届くの先だけどダウンロードは(3GBあって時間かかったけど)サクッとできたのでそれを観た。
感想
ダウンロード版だからなんだろうけど字幕がなくて外国人の人が喋ってる部分はよくわかんなかったw DVD版届いたらもっかい観る。
全体の時間は大体1時間。ドキュメンタリーっぽい形式。出てくる人達は知ってる人もいれば全く知らない人もいる。もちろんあのウメハラ氏も出演している。
現在までのゲームセンター事情が圧縮されて一時間になっていて知らないこともあったり知っていてもあーこういうことを考えてたのかと思うようなこともあったり様々。
プレイヤーだけでなくアーケードゲームを作る側の人やゲームセンターを経営する側の人がどういうことを考えてるかも観れて色んな視点から楽しめる作りになっている。
世代によってはゲームセンター=不良の溜まり場みたいな印象があったり、暗くて健全じゃない場所というイメージもあるかもしれない。けどそういう人達にこそこのフィルムは是非観て欲しいと元ゲームセンター通いをしてた人間として願う。
クレジット
エンドロールを止めてみないと発見できないぐらいだけど名前のってると何か嬉しいなw