なるはやってなーんーだーろ?
なるはやってなーに?
「このタスクなるはやでお願いしますー。」
よく聞く言葉ですね。「なるべく早(く|め)」の略のようです。
ふんわりボール投げる時によく使われてる気がします。
ただ、"なるべく"早くだとすごい曖昧すぎて時に争いが起きます。
Aさん「なるはやで!(今週中には返ってきてほしい)」
Bさん「了解です。なるはやですね!(優先度高いタスクつまってるし今月中にはできそう)」
こうなると一週間後には殴り合いですね。
ある程度両者の認識が合ってたり状況を把握していれば"なるはや"である程度通じるとは思うんですよ。いつもお願いしてる作業とかが3日ぐらいかかってる状況で"なるはや"でと言えば「あぁ、2日以内かもしくは当日中かなー」みたいな。
既に期限が定められているような中で使うと良い感じに力を発揮する言葉やと思うんですね。
例えば、金曜の昼12時までに欲しいですけどなるはやで!とか。
あとなるはやでって言われると既にあるタスクで立てたスケジュールのどこにねじ込もうかすごい悩む。特に期限が決まってないタスクばっかりあると、なるはやで差し込まれ続けるとずっと後ろにずれ続けて一生終わらないタスクが出てくる。
これを回避するにはやっぱりタスクの可視化をしておく必要があると思ってる。ガントチャートでもなんでもいいけど見えるようなもの用意しとけばどこに差し込みますかって相談もできるし、これは終了ずらせないからこれはずれまっせみたいな話もできる。実際見てくれなくてポーンと投げられることもあるやろけど、その場合は投げられた側から現状こんな感じでうんぬんすんぬん返すことができる。ポーンと投げて投げっぱなしになるのはそれはそれでそうならないよう他のとこ見直す必要があると思うけど。
ワンステップはさんでからのなるはやも後々面倒になる可能性を含んでると思う。
AさんからBさんへ「これなるはやで!」、BさんからCさんへ「これなるはやらしいです!」の場合ですね。この場合はBさんが右から左へ受け流しただけやと、なるはやでもなくなってAさんが思ってたのと違うのが返ってきて誰も幸せにならないパターン。
当たり前のことかもしれんけどBさんはAさんから聞いた時に何を目的に必要としているものかと何故なるはやなのかは理解しておかないといけない。伝言ゲームやったことある人ならわかると思うけど人をはさんで何かを伝えようとすると100%その通りのことを伝えるのは結構難しい。それが単純な言葉ではなく何か意思や依頼を伝えるようなことなら尚更。
CさんもCさんでBさんから聞いた時に何を目的としているかとか不明なことがあれば聞き返すべき。機械じゃなくて人間なんやし、よーわからんけど言われたからやりましたとか死亡フラグビンビンです。腑に落ちないけどやらざるを得ないというのは往々にしてあるやろけど・・・
話がだいぶそれたけど、なるはやは使い方によってはやわらかく伝えられるし良いと思うけど状況によっては悪い効果になってしまうので少し注意したほうがいいんじゃないかなーと思った次第。
決められるなら双方合意のうえで期限ちゃんと決まってたほうが嬉しいよねって話。
なるはや国体。